つめ水虫とは
つめ水虫とは、手足の爪に、カビの一種である白癬菌(はくせんきん)が侵入することで現われる症状のことをいい、皮膚病の一種となります。汚れの溜まりやすい足に発症することが多く、一度発症すると、菌はケラチンを養分にして増殖していきます。症状が進行するにともなって、治療は困難になっていきます。重度になると痒みが逆になくなり、発症している部位が角質化します。皮が頻繁に剥け、乾燥するとひび割れなども起きます。
名称として記録に残っている最古のものは江戸時代にまで遡ります。水田に虫がいて、刺されて痒くなると伝えられていましたが、水に足を入れて長時間作業することによる「濡れ」が菌の感染に繋がったと考えられます。
その後近代になり、靴を履く文化が定着したことにより、長時間使用によるつめ水虫発症者が増加しました。男性の病気とされていましたが、女性の社会進出やブーツの着用の増加によって、女性の発症者も増えています。
つめ水虫の原因
つめ水虫の原因は、「汚れ」と「濡れ」にあります。1年間の中でいうと、高温多湿となる夏季に症状が重くなる傾向があります。つめ水虫の原因となる菌には複数の種類があり、湿り気のある部分が要注意。足の指、特に外側の指は隙間も少なく、靴下などを履くことによって指同士が接触している時間も長いため、最もつめ水虫の危険が強い部位です。症状を放置すると、他の皮膚病との合併症にも繋がり、原因の特定が難しくもなります。