光印刷の自己破産に至るまで

光印刷の自己破産に至るまでですが、光印刷株式会社の創業は1948年でした。兵庫県神戸市に拠点を置き、1992年のピーク時の決算においては売り上げを77億7千万円にまで伸ばした実績を持ちます。業界において多くの顧客の信用、信頼を集めていました。幅広い分野での業務を手掛け、子会社を二社(ヒカリパックス株式会社・光グラビア印刷株式会社)展開するほどの成長ぶりでした。転換期は1990年代末以降となります。

1990年代後半から業界における不況が続き、光印刷もその煽りを食らいました。受注が減り単価も下落。経営陣は2003年以降、工場の統合・閉鎖やリストラなどの対応を行うことにより建て直しを図ってきました。

しかし原油高などの追い討ちもあり資金が尽き2008年5月に事業を停止、自己破産申請となりました。自己破産申請時の負債総額は、光グラビア印刷などを含むグループ全体で94億5200万円にもなっていました。

光印刷の自己破産の背景

光印刷の自己破産の背景ですが、1990年代末から業界を襲った、通称「出版不況」という社会の動きがありました。若い世代にはインターネットや携帯電話でのメールが受け入れられ、調べものはネットで検索すれば良くなりました。多くのホームページなどに、プロ・アマを問わない作家の小説や漫画、ブログ形式の日記などが掲載されて今日に至っています。光印刷が自己破産した原因には、「活字離れ」が大きな影響を与えています。

光印刷による自己破産の手続き

光印刷による自己破産の手続きですが、会社の経営やローンなどで多額の借金をしていた「借り手」がどうしても返済できないという際に使われる「最後の救済手段」であるともいえるでしょう。自己破産を申告すれば抱えている負債を免除されますが、その後に借り入れやローンを組むことに関しては、厳しい制限が設けられます。

光印刷だけが自己破産したのか

光印刷だけが自己破産したのかという問題ですが、光印刷が大手企業であったために取りあげられた部分があります。「出版不況」で先に厳しい経営に追い込まれるのは、出版社です。発注を引き受けて製作する会社とは密接な関係があります。歴史ある出版社や同業他社も、廃業・倒産したり、自己破産を申告しているという現状です。

光印刷のように自己破産しないためには

光印刷のように自己破産しないためには、「出版不況」に対する打開策が必要です。結局は書籍や雑誌の販売が伸びることが決め手ですが、古書買取などの会社も増えている現状では、有効な手段を模索している状態です。

今日の運勢

かわった色も結構あるよ!

今日の色:アクラレッドオレンジ